2015年12月18日

万灯会

萩の夏を彩るイベントとして、万灯会があります。
もともとは万(たくさんのという意味)の灯籠に火を灯し、自らの罪を浄化するための儀式としての性質が強かったようですが、現代においては身近な人の霊を弔うための場となっています、
迎え火が8月14日、送り火が16日にあり、お盆の間に帰ってきていた霊たちの道しるべに、500基の灯籠に灯りをともし、菩提を弔います。
この世の自分のために行う娯楽ではなく、あの世の大切な人に対する供養という考えは古めかしいと感じるかもしれません。
しかし、喧騒のなかにいるわれわれが、ふと立ち止まってふりかえる、または、想いをはせる機会としては、他をもって変えがたい、大切なジカンなのではないでしょうか。
この想いがたくさんの方に届くように、ヒガンノジカンは芝居を続けていきたいと思います。
posted by 柳瀬昌計 at 23:52| 萩について

2015年12月17日

想像上の友人

想像上の友人(イマジナリーフレンド)とは、座敷童子のような存在で、幼少期の児童の空想のなかにいる人物で、他人には見えず、いるということがそもそもわかりません。
20〜30パーセントの人の幼児期に存在していて、2〜4歳の間に生まれ、8歳ぐらいの間に消えてしまいます。かわいい名前でおだやかで優しくしてくれる。これは精神上、正常な範囲といえます。
しかし、あるタイプの方には、生々しさをもって存在しています。「強いジミー」「がらがら蛇」「守護天使」「神」「悪魔」などの名前をもっていて、遊び相手でもあるが、救済者、慰め役、強力な守護者、家族の一員などの役割であり、家族の一員でも守護者から虐待者まで幅広く、心のなかで大きなウェイトを占めています。
posted by 柳瀬昌計 at 23:57| その他

2015年12月16日

夏みかん

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五月、夏みかんの花が咲けば、萩の街いちめんが香水をふりまいたかのような香りに包まれます。
明治時代、氏族となった武士たちに手に職をつけてあげようと藩が推奨したのが、夏みかんが萩じゅうに植えられたきっかけといわれています。
いまでは萩といえば夏みかん。夏みかんといえば萩といえるほど、街の象徴的な存在になっています。
posted by 柳瀬昌計 at 07:54| 萩について